「一人暮らしを始めたいけど、部屋ってどうやって決めたらいいの?」
一人暮らしで部屋を決めようとした際に誰しも思うであろうこの疑問。
一人暮らしを始めるにあたって当然と言っていいくらい住む部屋は一番気にしますよね。一人暮らしで住みたい部屋のこだわりは必然的に生まれてくるものであり、これがないと決められないといっても過言ではありません。
でもあれこれ考えて自分にぴったりの部屋は何だろうと思っていては一人暮らしの道へ進めません。例えるならすごろくでサイコロを振っても強制的にスタート地点へ戻されているのとおなじです。
今回は一人暮らしで抑えておきたい部屋のポイントを、私の一人暮らし経験を踏まえて紹介していきます。
一人暮らし用の部屋を決めるポイント
①家賃などの生活費
②立地の良さ
③日常で不可欠な設備の充実性
上記三つは一人暮らしの部屋を決める際に絶対に押さえておくべきポイントです!一つずつ見ていきましょう。
家賃などの生活費
第一の前提として一人暮らしをするための家賃を予め決める必要があります。
大学生の場合、高校卒業後に大学へと進学して一人暮らしするパターンのほとんどは親が支払うこととなり、基本は親との相談で家賃を決めることになります。
しかし、社会人などある程度収入源が確保できる方は収入に見合った家賃を決める必要があります。上限の目安としては収入の3割程度に収めるのがベストです。
例えば収入が20万なら手取り換算で約17〜18万程度になるので、目安となる家賃の上限は約5〜6万となります。なお住む場所によって地価も異なるので必ずしも希望した条件で探した部屋がどこにでも存在するわけではないことに注意してください。
住む部屋の立地の良さ
住む部屋の立地も実は重要です。どこに住むかもそうですが、住む部屋の立地の良し悪しで快適に過ごせるかどうかが決まります。
物件探しをしていて家賃も理想通りの値段で間取りもまあまあ広いからここにしようと思っていた部屋が、いざ下見をすると全然日当たりや環境が良くないなんてざらにあります。
また最寄りの駅から近い部屋も人気な物件として選びがちですが電車の騒音が気になったりとデメリットも存在するので、部屋の立地が自分が快適に過ごせる環境下にあるかを十分に確認する必要があります。
設備の充実性
住む部屋に最低限の設備があるのも決めるポイントの要素として重要です。家賃の安さやアクセスの良さなどにこだわりすぎて部屋の設備をきちんと見ていないと、生活するのに支障が大きく出ます。
日常でよく利用するキッチン・トイレ・お風呂は必須です。(ほとんどの部屋に備わっていると思いますが・・・)
また共同で利用する場合を除いて、家具や家電を置くスペースがあまりにも少ない部屋にするとかえって過ごしにくくなるので生活スペースをなるべく確保できるような部屋にするのがおすすめです。
必須項目を決めたら自分の好みで条件を
住む部屋を決めるための必須条件を満たせたら、あとは自分の好みに応じて条件を決めていきましょう。
以下は個人的におすすめの条件です。これを指定してよかったと思える条件をいくつかピックアップしてみました。
お風呂とトイレは別々
お風呂とトイレが一体となっているユニットバス(UB)の部屋も多くなりましたが、水が飛び散ったあとのお手入れやカーテンなどの付け替えがあったりと色々面倒です。
ユニットバスでありがちなのはお風呂を済ませる際にトイレのにおいが残ることもあるので、においがどうしても気になるという方はお風呂とトイレはなるべく別にしたほうがいいかもしれません。
独立洗面台
バスルームに洗面台が備え付けられている部屋もありますが、お風呂の際に水で濡れた時のお手入れが面倒なときがあります。
面倒な手入れによる体の負担を軽減させるためお風呂から独立している洗面台がある部屋を探すのもおすすめです。部屋によっては洗面台に収納スペースがある場合もあるので詰め替え用の洗剤や小物などを入れてスペースを有効活用する利点が生まれます。
収納スペースが十分確保できる
住むアパートの部屋によってはクローゼット・押し入れ・ロフトなどの収納スペースが存在します。実は、十分な収納スペースが存在するかどうかで衣類やものを片付ける際に整理整頓のしやすさが大きく変わります。
下見をする際にはものをしまうときに十分な収納スペースがあることを確認するようにしましょう。
スーパーなどのお店が近くにある
生活するのに必要な食材や日用品が変えるスーパーなどのお店も近くにあるとなお良いでしょう。
買い物に行くだけなのに部屋からかなり遠い場所にスーパーがあっては、行って帰るだけでもかなりのエネルギーを消費します。車があれば多少楽にはなりますが、 車社会となっている地域を除いて人口が多く交通網が発達している場所ではなかなか車を持つことってないと思います。
部屋の近くにお店があるだけでも心に余裕が生まれるので部屋の決め手としておすすめです。
まとめ
今回は一人暮らしに必要な部屋の決め手となるポイントをまとめてみました。
どこで一人暮らしをするのかは人それぞれですが、一人暮らしの部屋を決めるための本質となる決め手は変わらないと思います。本質となる決め手と自分の好みで設定した条件とうまく組み合わせることで、本当に自分に合った一人暮らしの部屋が見つかるはずです。
初めて一人暮らしの部屋を見つけようという方は、この記事を参考にしつつ一人暮らしの部屋決めをおこなってみましょう。
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