地元でも行列のできるラーメンのお店ってよく見かけますよね?各都道府県に1店舗以上はあるかと思います。店によっては、「こんなところになぜ行列?」という店も中にはあります。
そこで今回は「こんなところになぜ行列?」という観点で、行列のできる地域限定ラーメンを取り上げてみました。
「二代目 麺処くるり」
今回やってきたのは、岡山県にある「二代目 麺処 くるり」というお店です。
岡山駅から徒歩約40分弱(車で約10分程度)にあるこの店はアクセスはそれほど良くはありませんが、駅からバスやタクシーを使ってでも食べに行きたい行列のできるラーメンで最近有名になってきています。
有名である理由
都内では「幻」とも言える味噌ラーメン
2015年まで東京・市ヶ谷に本店を構えていた「麺処 くるり」の常連客だった店長が、初代「麺処 くるり」の店長に弟子入りして、地元岡山に屋号を受け継ぐ形として開店したのが「二代目 麺処くるり」だそうです。
(「麺処 くるり」は全国チェーン店ではなく、都内でも3店舗しかありませんでした。)
味噌ラーメンや食後に出されるジャスミンティーも初代の店舗と同じように味を再現しており、市ヶ谷本店を最後に都内から消えてしまった「麺処 くるり」のラーメンは味噌ラーメン好きな方の中では「幻のラーメン」といわれるほど味が絶品なのです。
現在市ヶ谷本店にあった「くるり」は「大塚屋」に名前を変えて再出発しています。
あの大物YouTuberの舌をうならせた味!
「麺処 くるり」のラーメンは大物YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんやSEIKIN(セイキン)さんも通い詰めるほど絶賛する美味しさなのです。
この2人が来店したことで行列に拍車がかかったといっても過言ではないかもしれませんね(笑)
実際に来店するも・・・
実は過去に1回だけ開店15分前に来店したのですが、この時点で長蛇の列!
順番が回ってくるどころかすでに営業終了の看板があったので並ぶのは断念しました。
そこで日を改めて開店1時間前に来店すると、すでに人は並んでいましたが長蛇の列ではない模様。
確実に食べたい場合は最低でも開店の1時間前には並んでおいた方がよさげな感じです。
そして開店30分後に入店し、食券を購入。
券売機では以下のメニューから注文したいラーメンを選びます。ラーメンを注文して別のものを追加注文する場合は続けて食券を購入します。(カウンターに着席してラーメンを注文した後でも追加購入OK)
メニュー | 価格 |
みそらぁめん | 880円(大盛りは+50円) |
味玉みそらぁめん | 980円 (大盛りは+50円) |
特製みそらぁめん | 1080円 (大盛りは+50円) |
みそつけ麺 | 930円 |
辛味つけ麺 | 930円 |
みそまぜそば | 880円 |
各トッピング(メンマ、味玉、辛みそ、ねぎ・やさい増しなど…) | 100円 |
チャーシュー丼 | 320円 |
ご飯 | 150円(小盛は-50円) |
店員さんに食券を渡しカウンターに着席して待っていると、お目当てのラーメンが到着します。
今回注文したのは味玉みそらぁめんです。
みそらぁめんであるがゆえに麺は太麺になっており、そこに炙りチャーシュー・半熟玉子・白髪ねぎがのっています。
スープには白みそが使われており、そこに背脂を加えて少しどろどろに仕上げています。そのスープが太麺とよく絡むので、コクのあるスープと同時にもちもちの太麺を楽しむことができます。
テーブルには、味変用のスパイスが設けられています。カレー粉・黒胡椒・花椒の3種類あるのでお好みでラーメンを楽しめます。(そのままでも美味しいですが)
食後にはジャスミンティーをいただけます。ほのかなジャスミンの香りが漂い、口直しにぴったりです。
来店時の注意点
人気行列ラーメン店であるがゆえに、来店時の注意点もいくつかあります。
行列をなめてはいけない
今回の一番の注意点です。
行列のできるラーメン店ということもあり、開店1時間前から行列ができ始めます。早い人で2時間程度待って食べたいという人も。
というのも元々店の中は8席のカウンター席となっており食券を出してからラーメンを作るため、ラーメンがテーブルに出されてから食べて店を出るまでかなり時間がかかります。また人気のラーメン店であることも相まって行列ができやすい状況にあります。
具材の仕入れ状況によっては数に限りがあり1時間前になると店員さんが人数を数えにやってきます。
そしてだいたい開店20~15分前になると営業終了の看板が立つので、並んででも確実に食べたい場合は開店1時間前(余裕があれば2時間前)に並んだ方がいいです。
店員さん曰く、「1時間ほど並んで待つのは当たり前」だそう。
2020年7月19日追記:家庭でも調理できるように※テイクアウトの販売も開始されています。「みそらあめん」と「辛味噌らあめん」の2種類がありますが営業日によって在庫なしもあるのでTwitterで要チェック!
※テイクアウト希望の場合は開店時に並ばずにそのまま店内に入り、持ち帰り専用の食券を購入することになります。
注意書きをチェック!
入口には上記の注意書きが貼ってあります。一つずつ見ていきましょう。
◯複数名での来店は全員揃ってから
家族や友人といった本人以外に複数名来店する場合は全員揃ってから並ぶ必要があります。
揃っていない状態で並んだら、最後尾に並ぶように促されます。
◯小学生未満の子供の入店はお断り
お子様連れの方には厳しいかもしれませんが、小学生未満の子供は入店することができません。
というのもテーブルと椅子の座高が高く、小学生未満の子供が使用できる子供椅子が完備されていないため、入店自体が難しいようです。
◯ラーメン以外撮影NG
厳密に言えばスタッフは撮影NGですが、他の客に迷惑をかけないと判断できるものに限り撮影はOKだそうです。
ここでいう「他の客に迷惑をかけないと判断できるもの」は以下のものになります。
・ラーメン
・食後のジャスミンティー
・HIKAKINさん&SEIKINさんのサイン
・店の外観
これらを除く内観全体を撮影するのはNGだそうです。
○できる限りコインパーキングを利用しよう
駐車場は4台(うち1台は軽自動車専用)しか停められません。時間によっては長蛇の列が駐車場にまで及び車が停められないことがありますので、近くのコインパーキングなども活用するのも手です。
○全く関係のない駐車場には車を停めない
店の隣には整骨院に通う人用や月極などの駐車場が存在します。利用する方にも迷惑をかけないよう、全く関係のない駐車場に無断で駐車するのはやめましょう。
開店時間をチェック!
基本は昼と夜の営業ですが、仕入れ状況によっては昼が休み、夜が休みあるいは終日休みということもありますので定休日にも目を向けておく必要があります。
ホームページがないため、最新の情報はSNS(TwitterもしくはInstagram)でチェックしましょう。
2020年5月14日追記:不定休とありますが、毎週水曜日を定休日として営業しています。なお店側の都合により臨時休業になることもあります。
まとめ
今回は岡山にある「二代目 麺処 くるり」を紹介しました。
「麺処くるり」は東京にはもうありませんが、二代目として岡山で楽しむことができます。それゆえ遠方からはるばるこの店にやってくる人もいるほどの絶大な人気を誇っています。
おさらいになりますが確実にラーメンを食べたい方は以下の3つを頭に入れておきましょう。
①開店1時間前には並んでおくこと(寒い時期の防寒具は必須です。)
②来店予定日の営業時間あるいは定休日かどうかを常にチェックすること
③車で来る場合は駐車場にも注意すること
「もう一度あの味を楽しみたい!」、「初めてでも食べてみたい!」という方は是非一度足を運んで味わってみてはいかかでしょうか。
【店舗情報】 「二代目 麺処 くるり」
住所 | 岡山県岡山市北区伊島北町1-3 |
営業時間 | 昼の部:11:00~14:30 夜の部:18:00~21:00 |
定休日 | 不定休(詳しい情報はTwitterあるいはInstagramでチェック) |
TEL | 086-806-4060 |
アクセス | ・岡山駅から徒歩約40分 ・車・タクシーなら岡山駅から約10分 ・バス利用なら、岡山駅7番乗り場から岡電・中鉄バス「津高営業所・半田山ハイツ・辛香口」方面 「津島新道」停留所から徒歩約5分 |
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