【とんこつラーメン『一蘭』】多彩なメニューからオリジナルとんこつラーメンを作ろう！

大体の方が一度は口にしたことのある「とんこつラーメン」

発祥の地である九州の博多（福岡県）に行けば本場のとんこつラーメンが楽しめますが、いつでも本場まで行けるという方はそんなに多くないはず。（博多在住の方は別ですが）

全国展開をしているとんこつラーメンのチェーン店は現地に行けない方向けのみならず、とんこつラーメン好きの方にとってもかなり重宝しています。

そんな中でも「ラーメン一蘭」は博多生まれの名店でありながら、東京・大阪・名古屋の三大都市圏を中心に出店し、最近だと地方の都市にも店を構えています。そして海外にも店舗を構える有名とんこつラーメンのチェーン店となっています。

「ラーメン一蘭」が有名になるまでに至ったその秘訣は何なのか？

それを独自の視点で探るべく「ラーメン一蘭」に行ってみました。

とんこつラーメンの雄「ラーメン一蘭」

今回は「一蘭　吉祥寺店」に訪れてみました。

吉祥寺駅北口から徒歩5分圏内で行くことができ、比較的アクセスはしやすい方です。

外観は赤を基調としており、入り口にはシンプルに「一蘭」と書かれた看板があります。目印としてはかなり目立つ方です。

吉祥寺店は24時間営業で客層は学生さんのみならず、サラリーマンや女性客も来店。最近だとインバウンドに力を入れているのか、海外からの観光客の利用も多くなってきています。店舗が海外に進出しているのもあって、絶大な人気を誇っている証拠ですね。

「一蘭」のメニュー

「一蘭」は食券制となっておりますが、メニューにもあるようにラーメン自体は「とんこつラーメン」一択です。他にもトッピングで追加ネギ、チャーシュー、卵、きくらげ、海苔などがあります。

一蘭の店内（秘訣その1）

食券を購入し店の中に入ると、テーブル席は一切存在せずカウンター席が設けられています。そしてそのカウンター席には一席ずつ仕切りが備え付けられており、自分自身でありのままにラーメンを楽しむことができます。

注文などは呼び鈴で接客サービスを行いお客さんは一言も喋る必要がないため、女性でも気軽に1人でラーメンを楽しめる安心設計となっています。

一蘭ではこのカウンター席を「味集中カウンター」と呼んでいます。

仕切りのあるカウンター席なので「一人ラーメン専門店」の様に見えるかもしれませんが、店舗によっては仕切りをなくして複数人で楽しく談笑しながらラーメンを食すことができます。

（吉祥寺店は仕切りを外すことができる店舗でした。）

一蘭のオーダー用紙（秘訣その2）

食券制のとんこつラーメンの店なら、食券を購入してそれをすぐ店員に渡してオーダー完了というシステムになっていますが、一蘭では食券を渡す前に注文票を記入します。

その注文票は注文するとんこつラーメンの味を自分なりにカスタマイズすることができます。

具体的には、

・味の濃さ（うす味・基本・こい味）

・こってり度（なし・あっさり・基本・こってり・超こってり）

・にんにく（なし・少々・基本・1/2片分・1片分）※+120円で2片分

・ねぎ（なし・白ねぎ・青ねぎ）

・チャーシュー（なし・あり）

・秘伝のたれ（なし・1/2倍・基本・2倍・（3～10）倍） ※+120円で11～20倍

・麺のかたさ（超かた・かため・基本・やわめ・超やわ）

これらの中から自分好みの味にすることができます。麺のかたさは他のとんこつラーメンの店でもよく聞かれることがありますが、味の濃さやこってり度、にんにくの量まで調節できるのは一蘭ならではです。

一蘭のラーメン（秘訣その3）

食券と注文票を出してしばし席で待ってると、ラーメンが到着します。

到着後は席の前にある暖簾が閉まり、ひたすらラーメンに集中できる環境になります。

一蘭のラーメンは器も高級感あるオリジナル仕様で、より一層美味しさを引き立てています。ラーメン中央にあるのは秘伝のたれ（唐辛子ベース）で、スープや麺に絡んでとんこつラーメンにかなり合います。（3倍だと人によっては辛すぎかも・・・？）

今回スープは基本にしましたが、とんこつの味がしっかりとしていました。麺は細麺でスープとよく絡みます。

ただのとんこつラーメンの味とは違い、口の中でとんこつと秘伝のたれの風味が混ざり合ってより美味しさを引き立てます。

総評（まとめ）

「一蘭」のラーメンを自分なりに評価してみました。（5段階評価）

店の雰囲気：★★★★☆

コスパの良さ：★★☆☆☆

ラーメンの美味しさ：★★★★☆

アクセスのしやすさ：★★★☆☆

一蘭のラーメンは味や店の雰囲気は申し分ないのですが、少し値段が高めなのがネックです。ラーメン1杯900円程度で、替え玉やトッピングをすると1000円以上になってしまうので頻繁に行くのは難しいかもしれません。

インバウンド対応に注力していたり材料費の高騰もあり値段を上げるのはやむを得ないですが、個人的に美味しさでいうと1000円近く払っても文句はないですね（笑）

一蘭に初めて行く方、「一蘭に行ってみたいな」と思っている方、そして懐に余裕がある方も是非一度は「一蘭」に足を運んでみてはいかかでしょうか。

【店舗情報】 一蘭　吉祥寺店