【新感覚!】カラオケのLIVE DAM AI(ライブダムアイ)の採点機能紹介

精密採点でも有名なカラオケ採点機器「DAM」に新しい採点サービスが導入されたのをご存知ですか?それは「LIVE DAM AI」というものです。

「カラオケ機器にAI?」と思うかもしれませんが、今回はLIVE DAM AIがどういうものなのか、そして今までのDAMの採点機能と何が違うのかを検証してみました。

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LIVE DAM AI とは

LIVE DAM AIは2019年10月よりビックエコーなどを中心に導入が始まった最新カラオケ機器です。

最新カラオケ機器「LIVE DAM AI」

従来の「LIVE DAM (LIVE DAM GOLD EDITION)」、 「LIVE DAM STADIUM」 、「 LIVE DAM STADIUM STAGE」に続くDAM採点機器にして初めてAI(人工知能)を搭載しています。さらにPV曲も追加され本人映像とともにカラオケを楽しめるようになりました。

LIVE DAM AI の特徴

新たな操作方法の導入

最大の特徴とも言えるのが、名前にもあるようにAI(人工知能)を搭載していることです。

機械ではありますが、より人間の感情に近い形でカラオケを楽しめます。

曲の予約の手順に新たな方法の追加

「LIVE DAM AI」のタッチパネル

カラオケで曲を入れる際はタッチパネルから入れたい曲をタップして入れるシステムになっていたと思います。しかしLIVE DAM AIではこのシステムに加え、音声認識操作ができるようになりました。この方法を用いればマイクで声を入れるだけで曲を入れることができます

やり方はシンプルです。

①マイクの電源を入れて「オーケー、ダム(OK、DAM)」と言う。

②画面にAIキャラクターが表れるので、そこで「○○(歌手名)の△△(曲名)を入れて」と言えば、自動で予約が完了。

たったこれだけでタッチパネルを触ることなくマイク一本で曲の予約ができちゃいます。

曲予約以外にも

先ほどはマイク一本で曲の予約をする方法を紹介しましたが、これ以外にも以下の操作をするときにもタッチパネルや機械をいじることなく、マイク一本で操作を済ませられます。

カラオケ途中での演奏中止

音量(BGM、マイク)の調節

キーの変更

注意点

マイク一本でも済ませられる便利なAI機能ですが、滑舌が悪かったりうまくマイクが声を拾ってくれなかったりすると誤認識するおそれがあります。

マイクによるAI操作が慣れていない方はタッチパネルなどで操作する方が意外と早く済ませられることもあるので、状況に応じて使うようにしましょう。

臨場感あるBGM

LIVE DAM AIではカラオケのBGMがライブ感覚で楽しめるライブサウンドとなりました。音質が向上したのはもちろんのことですが、選択した曲に応じてドームサウンドが決定されドームで歌っているような感覚でカラオケを楽しむことができます。

現時点では東京ドームやナゴヤドームなどの有名なドームがあります。今後のリリース次第では新たに増えることもあるのでカラオケのBGMにはより期待が高まります。

新たなコンテンツの追加

今までの精密採点などのコンテンツに加え、アニメとコラボしたコンテンツや人気歌手とデュエットできるコンテンツなど多彩なコンテンツを加えています。

新たに加わったコンテンツの中にはカラオケ業界初のAIを用いたコンテンツも誕生しました。続いてはそちらを紹介します。

新たな採点機能追加

LIVE DAM AI から新しく導入された採点機能として「精密採点Ai」があります。この機能では従来の精密採点機能とは違い、AI視点での採点項目が新たに加わりました。

精密採点Ai OP

従来の精密採点との比較

ここからは具体的にどう変わったのかを「精密採点DX-G」と比較しながら確認していきます。

精密採点DX-G OP

カラオケ画面

まず最初に表示される音程バーや加点項目(しゃくり、こぶし、フォール、ビブラートの項目)ですが、加点項目の表示デザインが変わったぐらいで目立った変更はあまりありません。

精密採点DX-G カラオケ画面
精密採点DX-G
精密採点Ai カラオケ画面
精密採点Ai

しかし精密採点Aiでは新たに採点項目として「Ai 感性」が追加表示されています。この項目は表現力の項目によく似ていますが、感性で※プラス・マイナスを判断して歌った曲を評価する項目です。プラスになると右方向に赤のゲージが、マイナスになると左方向にゲージが貯まります。

「LIVE DAM AI」のAi感性の採点ゲージ
精密採点Ai

※プラス・マイナスと表現していますが独自視点で以下の様に解釈しています。一概にこうとは言えない部分もあるので、参考程度ととらえてください。

プラス・・・曲を聴くと気分が盛り上がる・強弱がはっきりして躍動感がある

マイナス・・・曲を聴くと不快感になる・声のハリを感じられずあまり盛り上がらない

採点画面

採点画面では「精密採点DX-G」と「精密採点Ai」とで大きな違いが出てきています。それぞれ見ていきましょう。

まず 「精密採点DX-G」 です。

精密採点DX-Gの採点画面では最初にボーナス得点を含むカラオケの総得点と採点項目のフローチャート、分析レポートが表示されます。カラオケの全国平均点や過去の点数まで表示してくれるのは本当に画期的ですよね。

精密採点DX-Gの採点画面 その1
精密採点DX-G

10秒ほど経ったら自動的に次の画面に切り替わり採点の詳細が詳細されます。ここでは最初の画面に引き続き採点項目の点数の詳細を見ることができるので、カラオケ分析に役に立ちます。

そして20秒ほど経てば画面が閉じる仕組みになっています。

精密採点DX-Gの採点画面 その2
精密採点DX-G

続いて「精密採点Ai」です。

「精密採点Ai」の採点画面では採点項目や分析レポートなどの項目は 「精密採点DX-G」 と変わりはありませんが、デザインに加えAi感性の採点結果が加わりました。

精密採点Aiの採点画面 その1
精密採点Ai

そしてAi感性の評価に応じて加点される「Ai感性ボーナス」も同時に表示されます。

精密採点Aiの採点画面のAi感性ボーナス

ボーナス点ですが「精密採点DX-G」では採点項目の評価に応じて音程ボーナス、表現力ボーナス、ビブラートボーナスなどが加わっていました。

しかし、「精密採点Ai」ではそれらがなくなりAi感性ボーナスしか加点されなくなってしまいました。点数アップを狙う際は音程や表現力に加えこのAi感性ボーナスがカギとなります。そして次の画面で採点項目の詳細を見ることができます。

精密採点Aiの採点画面 その2
精密採点Ai

Ai感性の項目が点数化されていてどこでプラスになったのか、マイナスになったのかが一目で分かりますね。

採点画面操作の注意点( 精密採点Ai )

ここで気を付けたいのは精密採点Aiの採点画面において点数表示画面から項目詳細画面に移る時です。

精密採点DX-Gでは時間が経てば自動的に画面が切り替わっていましたが、精密採点Aiの場合ボタン操作をしない限り10秒ほどたてば強制的に画面が閉じるようになっています。項目詳細画面に切り替える際は以下の手順で切り替えを行うようにしましょう。

①カラオケを歌い終えて採点画面が表示される前に、タッチパネル下部にある「リモコン」をタップする。

タッチパネル下部のリモコンボタン

②採点画面が出てきたらコントロール画面の右部にある「DAM」をタップする

コントロールパネル右部の「DAM」ボタン

採点難易度は?

「精密採点DX-G」と「精密採点Ai」、どちらが採点難易度が高いのかも気になるとは思います。個人的には精密採点Ai>精密採点DX-Gと表記しておきます。

なぜ断定的ではないのかというと「この部分が難しい」といった一概と言えない要素があり、曲や歌う人によりけりの部分が多く存在するからです。精密採点DX-Gでは高得点を出していた曲が精密採点Aiでは低い得点だったり、あるいはその逆のパターン、あまり変わらないパターンだったりと歌う人や選んだ曲によって点数に個人差があります。

今回は新たにAi感性の項目が加わって攻略が難しいのもあったりするので、精密採点Aiの方が若干難易度が高めかなという印象です。

まとめ

今回はLIVE DAM AIを紹介しました。

LIVE DAM AIは首都圏などを中心に導入されており、全国に広がるまでは時間がかかるかと思います。すでにビッグエコーのみならず、カラオケ館やまねきねこ、カラオケの鉄人といった大手カラオケチェーン店、またラウンドワンなどのアミューズメントパークでも導入が始まっています。

店舗によっては追加料金がかかったりと利用に制約もあったりするので、利用する際には各店舗の情報を確認しておくのが吉です。

とはいえLIVE DAM AIは今までのカラオケ機器にはない最先端技術を導入しているので、カラオケ好きの方は是非利用してみてくださいね。

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